大阪せんべい協同組合

当組合は、昭和22年6月に設立されました大阪せんべい協会によりスタートしました。

その後大阪の煎餅事業者の振興発展の為、大同団結する形で昭和36年9月に大阪煎餅協会が設立されます。

そして、平成6年9月大阪府より認可され大阪せんべい協同組合として法人組織に改組して現在に至っております。

煎餅は、弘法大師が唐からその製法を聞き、大同元年(806年)帰朝後、山城国葛野郡嵯峨小倉の里人、和三郎に亀の子煎餅を伝え嵯峨天皇に献上したのが始まりとされています。そして、「せんべい」と言う言葉は、平安時代に出来た日本最初の分類体の漢和辞書「倭名類聚抄」(わみょうるいじゅしょう)によると、小麦粉が原料のように記載されております。現在では、全国各地の風土や文化に根付いた特色ある「せんべい」が製造されております。南部せんべい(青森)、柴舟(石川)、海老せんべい(愛知)、瓦せんべい(兵庫)等有名ですが、他にもゼイタク煎餅(東京)、二〇加煎餅(福岡)等、特色ある煎餅が、現在も全国各地にて製造されております。

なかでも大阪の「せんべい」は、技術が優秀で品質が良いとされております。主な商品として「玉子せんべい」「格子せんべい」「海老せんべい」「豆せんべい」「吹きよせ」「炭酸せんべい」「生姜せんべい」等が、挙げられます。

今後も大阪せんべい協同組合会員一同、「せんべい」の品質向上・普及、そして大阪の発展の為に一致協力して精一杯取り組んでまいります。