大阪府米菓協同組合

大阪府米菓協同組合は米菓(あられ、おかき)を製造するメーカーにより構成される団体で、現在13社が加入しています。米菓とは米穀を主原料として製造される菓子製品で、使用原料はもち米とうるち米の2 つに大別することができます。大阪米菓では、もち米を使用する所が多い様です。わが国の米菓の歴史は誠に古く、その明確な淵源をつかむ事は恐らく困難と云われております。昔より瑞穂の国といわれてきた我が国では、五穀を食糧として今日に至っており、しかもその出来秋にはそれを神前に供したことを想えば、五穀のなかの米を主原料としている米菓は、我国の伝統的な菓子といえます。もち米を賀儀に供したことは、奈良時代にはすでにその風習が見られ、平安朝時代の祭礼では大餅、小餅、薄餅等が多く用いられていた事から、それらを工夫して「おかき、あられ」が生まれていたと想像できます。また安土桃山時代に、豊臣秀吉が北野大茶会を催した時に各種菓子に伍して米せんべいがあった事は、もち米製品かうるち米製品かは判明出来ませんが、米菓が存在していた事は確実とされています。

この様に長い歴史を持つ米菓ですが、本米菓組合が創設されたのは昭和25 年4月のことです。当時はまだ食糧管理法が存在した時代で、米菓製造メーカーに対し主原料のもち米の調達、安定供給を本務とする組合でした。その後時代の変遷と共に所属組合員数も徐々に減少の一途を辿り、現在では13 社を数えるだけとなりましたが、各社それぞれに企業の特色を生かした立派な製品を送り出しています。今後も歴史ある日本古来からの米菓を絶やすことなく、また伝統を受けついで行くと共に新しい米菓の開発に邁進して行きたいと願っております。