大阪府飴菓子掛物組合

大阪府飴菓子組合の前身である「大阪飴菓子協議会」は、昭和24年6月28日に、対卸業者との取引条件協議を眼目に、米田勘四郎、浅野慶太郎、木戸脇榮太郎、藤澤長治、豊下才次郎、森川三雄の6氏が、市内の飴菓子業者を天王寺区生玉前町の玄徳寺に召集して結成式を挙行し、会長には藤澤長治氏が就任しました。同年10月27日に前述の玄徳寺にて会員35人が出席し例会を開催して単独の「飴菓子協同組合」設立を可決し、昭和25年7月8日に天王寺区上汐町の大阪市立文化会館において、設立同意者97人(うち委任状15人)出席のもと「大阪府飴菓子工業協同組合」の創立総会が開催されて、会長に後藤藤一郎氏が就任しました。

「大阪府飴菓子工業協同組合」は、平成22年まで継続しましたが、諸般の事情で解散することとなり、同年9月に精算を終了し、10月に法務局への登記届け出を済ませ、名称を「大阪府飴菓子組合」に改組しました。

大阪菓業掛物会は、昭和27年12月13日に大阪市天王寺区生玉前町の生玉御殿で掛物菓子製造専業者22人が参集して組織された親睦団体で、それから2 年有余を経過し、その間、役員及び会員の協力一致により諸原料の配給も円滑に行われ、会務成績も良好となったことで、役員が発起人となって昭和30年2月10日に大阪市西区の菓子会館において「大阪府掛物菓子協同組合」が設立されました。その後、名称を「大阪菓業掛物会」に改組しました。

平成25年4月18日に広島市内で大阪府飴菓子組合の総会が開催され、大阪菓業掛物会からも数名出席しました。その後、両組合が合併し、名称を「大阪府飴菓子掛物組合」とし、同年6月7日に大阪市内の大成閣において第1回総会が開催されて、初代理事長に佐々木三郎氏が就任し現在に至ります。